家守タク|家を直す仕事から、家を守る仕事へ
はじめまして。家守(いえもり)タクと申します。
私は30年以上、住宅の内装工事や修繕の仕事をしてきました。
(現在も現役のリフォーム職人です!)
現場では、きれいに直すことはもちろん大切です。
ですが、それ以上に大切だと感じていることがあります。
それは、
**「その人にとって、本当に必要な直し方は何か」**を考えることです。
見た目だけでは分からない「本当に必要な修理」
例えば、個人宅のリフォームで、以前こんなことがありました。
「壁紙が傷んでいるだけだから、そこだけ張り替えれば大丈夫でしょ?」
と、ご自身で判断されていたお宅です。
ですが実際に見てみると、壁紙の奥の下地(石膏ボード)まで傷みが進んでいました。
このように表面だけ直しても、時間が経てばまた同じ場所に不具合が出てしまうケース。
一方で、見た目ほど深刻ではなく、部分的な補修だけで十分なケースもありました。
👉 見た目だけでは、どこまで直すべきかは判断できません。
現場では、
「直しすぎ」も「直さなさすぎ」も、どちらもトラブルの原因になります。
だからこそ私は、
見た目だけ綺麗に見える「その場しのぎ」ではなく、
「この先も安心して暮らせるか?」を基準に判断しています。
賃貸の現場で多い「知らなかった」によるトラブル
こうしたケースは珍しくありません。
- 少しの傷なのに、高額な修理が必要になってしまう
- まだ使えるものを、知らずに交換してしまう
- DIYで頑張った結果、かえって状態を悪くしてしまう
現場では、こうした「知らなかった」によるトラブルを数えきれないほど見てきました。
このブログで伝えたいこと
こうした判断は、見た目だけでは難しい部分があります。
これは本当に直す必要があるのか
応急処置でいいのか、それとも根本的な修理が必要なのか
この見極めは、実際に現場を見てきた経験があって、初めて分かることも多いです。
このブログでは、単なるリフォーム情報ではなく、現場経験をもとに
- 業者に言われたけど本当にそうなのか
- 自分で直せるのか
- 結局、自分の場合はどうすればいいのか
といった疑問に対して、判断のヒントを分かりやすくお伝えしていきます。
「相談できる職人」でありたい
職人というと、少し近寄りがたいイメージがあるかもしれません。
ですが私自身は、
「困ったときに気軽に聞ける存在」でありたいと思っています。
実際の現場でも、
「これって本当に直す必要ありますか?」
と聞かれることは少なくありません。
そういうときに、
無理に工事を勧めるのではなく、
その人にとって納得できる判断を一緒に考えることを大切にしています。
家のことは、暮らしそのもの
家は、ただの建物ではありません。
家族の時間や思い出が積み重なる、大切な場所です。
だからこそ、修理やトラブルのときにも、
不安なまま判断するのではなく、
納得して選べる状態が大切だと考えています。
余談ですが、30年前に未熟な見習いの時の話、
師匠が何気なく私に言った言葉があります。
「お前にとっては毎日の現場の1つかもしれない
でもお客さんにとっては一生に一度あるかないかのことかもしれないだろ?」
当時の私にはその言葉の意味はわかりませんでした。
あれから30年経ちました。
気付いたら新しい現場で作業をさせていただく度に
その言葉を思い出している自分がいました。
その言葉の具体的な行動の応えは師匠の想いとは違うかもしれません。
だからこそ「今自分が出来る最高の仕事」をしようと思っています。
それは師匠の為ではなく、そこに困っている人がいるからです。
最後に
30年以上、住宅の現場で見てきた経験を、
今まさに困っている方の「判断材料」として届けていきたい。
このブログ「家のこと」が、
そんな場になれば嬉しく思います。